十段合格者の感想

珠算十段に合格して

八木 継玄

検定発表の日そろばん教室に行って「おめでとう。合格したよ。」と言われた時すごくうれしかったです。

今回の検定は第400回という節目の検定だったので、絶対に合格してやるという気持ちで受験しました。とにかく一種目ずつ集中してがんばって、中学二年生のうちに十段に合格するという目標を達成できました。

僕は計算がすごく苦手で小学校三年生の八月に習い始めました。計算して答えが出た時がすごくうれしくて、楽しくてがんばってこれました。いつも先生が優しく丁寧に教えてくれました。小学生の時、十段を目指している人のはじき方を見てびっくりしたのを覚えています。自分もいつかこんな風になりたいなと思っていました。これからは自分もすごいと感じてもらえるようにがんばります。

ここまでこれたのは周りの人の支えや応援のおかげだと思います。先生はよく「出来る、出来る、出来ると思えは何でも出来る。」と言います。良い点数がでなかった時もこの言葉のおかげでがんばってこれました。僕は元々メンタルがとても弱かったです。けれども先生のプラスに捉える事の大切さや、緊張のほぐし方などを教わり強くなれました。十段に合格した時も、先生がすごく喜んでくれてうれしかったです。

あと、いつも一緒に練習してくれる仲間がいたからこそここまでこれました。点数が良い時も悪い時も練習する仲間がいることで次もやるぞ、次は勝つぞ、と思えました。

最後にいつも送迎してくれている家族にも感謝の気持ちを伝えたいです。検定に落ちた時も、次は大丈夫と励まして元気をくれました。これからも少しでも多くの結果を残して恩返しできるようにがんばります。

他にも友達や周りの人がたくさん応援してくれました。十段に合格できたのは自分一人の力ではないです。感謝の気持ちと謙虚な心を忘れずにこれからもがんばっていきます。